エベレスト
2016年 01月 04日
久しぶりに良いTV番組を見た
それは9本の指を凍傷で
切断しながらも
5度目のエベレスト登頂に
挑戦する登山家のドキュメントで
自分でビデオ撮影した映像の
ネット発信で吐き出される
極限の状況の言葉は胸を打つ
今回のエベレスト挑戦の前に
トレーニングを頼まれた登山家は
今度の再挑戦が揺るぎのないものと
確信した後で送り出した言葉は
「十分な準備をし 力一杯、
チャレンジすれば良いだろう
登頂出来ずに下山で終わったとしても
決して失敗ではない
登山とはそのようなものだから」と
番組を通して
勇気や感動を感じて頂ければ などの
最近のアスリートから良く聞かされる
言葉は一切、出ては来ない
プロとはこのように自分の進む道や
チャレンジするものに
その全力を掛けて行くもので
傍観者(視聴者)がどう感じるかなどは
眼中になく 目標への意欲と
自分の非力を補うための修練を
ギリギリ続けている人だと思えた。
さて私はと言うと
玉切りで重くなった右腕を
振り回しながら ベッドへと
ほろ酔いの足を運ぶのでした。
by country-log
| 2016-01-04 22:44
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