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薪ストーブ屋の活動記録


by country-log
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良質な薪?


薪・1束でどれくらい 燃えていますか?

ショールームでよく受ける質問だが

即答できない理由があって 

それは 薪ストーブの種類 

薪の状態(種類、太さ、乾燥の程度)  

燃焼用空気の多少によって

大きく影響されるからだ 

又 ストーブ本体をどれくらいの温度で

温めて続けていたのかということも

考慮しなければならない。


今日は ヨツールF-500で

写真の塊の薪を燃やしてみて 

時間の経過と共に

どのように変化していくか

確認をしてみた
良質な薪?_c0237313_21283320.jpg

投入する薪の材種はカシで 

乾燥期間は1年半程度 

長さは40cmくらい 

一番太いところで直径25cm位

熾火がそれなりに残っているから 

すぐに炎が立ちはじめる 
良質な薪?_c0237313_21293377.jpg

アッシュドアを開ければ

それは瞬時に燃え始める
良質な薪?_c0237313_21302734.jpg


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約3時間30分経過した状態が下の写真
良質な薪?_c0237313_21334960.jpg

この時のトップの温度は190度だった

これまでの温度はというと

210-260度くらいをキープしていて

エアの調整は最大を5とすると

2-3程度の状態で通した。

燃焼時間からすると

この塊の薪はHC等で売られている

薪の束に換算すると 

1.5--2束位には相当すると思う。


原木を薪割りする時に 

節があると なかなか割れなくて

苦労することが多いが

無理に割る必要はなく 

1年半後にこのように燃やせば

燃費のよい薪になり

1度入れると 4時間弱

薪の追加はしなくて済む



次回はシェルバーンで

テストして見ようと思う。
by country-log | 2014-01-23 21:52 | その他