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薪ストーブ屋の活動記録


by country-log
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ミツバチの蜂球

梅雨の晴れ間に忙しく動くミツバチが
庭先のラベンダーから蜜を集めている。
ミツバチの蜂球_c0237313_13465996.jpg

3年ほど前に益子町のA様に薪ストーブを設置した際
A様はこれから本格的に養蜂を始めるということで
仕事の合間にいろいろとミツバチの話を伺った。 
その時の話や今回、調べたことなどを書いてみた。

ミツバチの養蜂家は蜜を集めて販売することと 
果樹園芸家の受粉のために巣箱を貸して収入を得る。
後者の場合には、受粉作業の手伝いから帰ってきたミツバチは
疲労困憊なのが、よくわかるそうだ。 

ミツバチの天敵はスズメバチだ。 
スズメバチに攻撃され無残な死骸となったテレビシーンを見たことがあるが
やられっぱなしではないのだ。

巣の中に侵入したスズメバチを大勢のミツバチで取り囲み
蜂球(ほうきゅう)という塊をつくって、48℃前後の熱を発生させて
スズメバチの致死温度(44~46℃)以上にしてやっつけてしまう。
ミツバチは致死温度が48~50℃であるため死ぬことはない。

又 巣箱に帰ってきた蜂が、蜜の場所を仲間に知らせるときに
8の字ダンスをして、方向と距離を知らせる。 
8の字で方向を、尻を振る速度で距離を知らせるとか・・。
水のありかや新しい巣場所の位置も同じようにやるらしい。

働きバチが運んできた蜜を貯蔵係のハチが受け取る際、
すべて同じようには受け取らず 糖度の高い蜜を優先して受け取り
そうでない蜜を運んだハチは待たされる。
限られた時間で品質の良い蜜を集めるためだ。
ミツバチの蜂球_c0237313_143857.jpg


地上にあるすべての動きは極言すれば
種の保存のため、サバイバルのため・・・・か?
 
by country-log | 2012-07-15 14:42 | 余談ですが・・・